ISO取得ビジネスが浸透

ISO取得ビジネスが浸透

重要性を増す安全・品質支援ビジネス

世界的なサプライチェーンの中で、品質、安全面での情報収集・提供、コンサルティングなど、専門性の高いビジネスも可能性を秘めている。

資格取得に関わるビジネス

品質面に関わるビジネスとしては、IS09000、14000シリーズなどの取得による物流業務、資材などの品質管理などがあります。TQCは、業務品質の向上手法として定着していますが、このような資格の取得に関するビジネスが、かなり浸透してきでいます。また、労働災害、安全衛生管理についても指導が進んでいます。

さらに、物流は多分野の事業と関係するため、多種多様な法的な問題や、品質、安全面にも関わることになります。そうであるのに、物流サービス、物流周辺サービスを手がける場面で、こうしたことへの対応がすっぽり抜けてしまうことも考えられるのです。

たとえば火気類など、物流の世界に入ってくる商品はさまざまです。しかし、対象となる商品ごとに関係する法律が違っています。また、その扱いごとに取得しなければならない資格も違っています。

知識だけでなく手続きまでカバー

出荷元、届け先まで常に連続したサプライチェーンの中で、物流業務とあわせて、品質、安全の定義、資格、制度の把握は重要です。食品分野、医薬、化学製品、先端技術、原子力、公的文書などに関する内容、最近では廃棄物の最終処分までの責任、輸出入による各国対応も、知識だけでなく手続きも含めて高度な対応が必要です。

海外生産拠点の拡大、充実によって、物流がグローバルに多岐にわたる分野でアウトソーシングされる傾向が強くなっているため、こうした分野での制度の情報収集・提供、データサービス、代行サービス、コンサルティングなどはこれから重要なビジネスになりそうです。

ただ、物流品質という面を考えると、輸送、保管、検品などの物流業務の品質レベルを第三者が評価するシステム、機関の登場が期待されており、こういったビジネスも今後、誕生する可能性が残されています。

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