環境と物流は表裏一体

環境と物流は表裏一体

多方面で展開できるエコビジネス

物流が関連する環境問題は数多くあり、さまざまなビジネス成り立つ。リサイクル、廃棄物の処理なども含めたネットワークビジネスが必要

より高度な対応が求められる

物流の課題として、環境問題が重要なポイントになっています。環境につながるところで、生産から配送までのすべての活動において廃棄物の排出をゼロにする一貫ゼロエミッションを進めている企業が大幅に増えました。ダンボールなどの梱包資材と廃棄物の分別・リサイクルなど、廃棄物の大幅な削減を実現させる手法、技術はさらに重要なビジネスになると思われます。

また、ディーゼルエンジンなどの環境対策用機器、粒子状物質減少装置、低燃費で運転を行なう車載端末機器の製造・販売も伸びています。

リサイクルに関する面では、資材のリサイクルプラント、製品の返品・廃棄などの業務も、重要なサービスとして大手で計画されています。特定業種でみると、パソコンの引取り、廃棄、ハードディスク処理、リサイクル部品の分別、再処理などがあります。自動車、家電、食品、飲料など、各分野にリサイクル法が制定され、より高度なレベルでの対応を迫られています。

一方で、廃棄物の最終処理まで排出者による管理が必要とされているため、廃棄物収集業者から最終処理・埋設までの廃棄物の追跡なども重要な管理システムとして注目されており、GPS、ITを使ったシステムの開発・販売も進んでいます。

廃棄物関連の情報提供や教育制度も

京都議定書で義務づけられた、温室効果ガスの削減を達成する手段として、市場原理を利用する排出量取引制度が英国などでスタートしています。

企業を中心に、あらゆる経済主体がCO2(二酸化炭素)などの排出を売買する包括的な市場で、これらもビジネスとなる時代になっています。

環境省では今後の対応策として、廃棄物分野における人材の育成および資質向上や研究・技術開発を推進していくことがきわめて重要としており、廃棄物に関する情報提供、教育制度も重要になるものとみられます。

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